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なぜCOPACKは、タイで40年以上にわたり日系企業に選ばれ続けているのか

  • 執筆者の写真: Rutchasit Hiranyaphinant
    Rutchasit Hiranyaphinant
  • 5 日前
  • 読了時間: 6分

タイでラベルやパッケージ印刷のサプライヤーをお探しになるとき、問われているのは「印刷ができるかどうか」ではないように思います。品質・コスト・納期、いわゆるQCDを安定して維持できる会社かどうか。日系企業の皆様がサプライヤーを評価される際の、基本の視点ではないでしょうか。

COPACKは1984年の創業以来、40年以上にわたり、自動車部品、電子部品、食品、日用品など、多くの日系メーカーのお客様とお取引を続けてまいりました。この記事では、私たちが日々どのような考え方で仕事に向き合っているのかを、率直にご紹介いたします。

タイと日本のビジネス担当者が会議室で握手を交わし、タイにおけるラベル・パッケージサプライヤー選定への信頼感を表している様子

「最初のロット」ではなく、「20ロット目」で信頼される

お客様から最初にいただくご質問は、多くの場合こうです。「サンプルは良かったが、量産開始後も同じ品質を維持できるのか」。

私たちにとって最も重要なご質問だと考えています。ラベルは製品全体から見れば小さな部品です。しかし、わずかな色ズレ、糊の剥がれ、バーコードの読み取り不良が一つでも発生すれば、お客様の生産ラインの停止や、市場からの回収につながりかねません。ラベルは、生産を止めないために欠かせない重要部材です。

だからこそCOPACKでは、ゼロディフェクトを目指し、不良の未然防止を重視した品質管理体制を標準として運用しています。

  • 受入検査(原材料の入荷時点での確認)

  • 工程内検査(印刷・加工の各工程での確認)

  • 最終検査および色管理(ロット間の色の一貫性の確保)

  • バーコード、QRコード、GS1 DataMatrix等の読み取り検証

  • 保管サンプル(リテインサンプル)の保存

  • 検査成績書(COA / Inspection Report)の発行

  • ロット単位でのトレーサビリティの確保

完璧なサプライヤーであると申し上げるつもりはありません。ただ、問題が起きたときに原因をたどれる仕組みと、同じ問題を繰り返さないための是正処置(Corrective Action)のプロセスを、40年をかけて磨いてまいりました。継続生産のなかでこそ、その違いを感じていただけるものと考えています。

納期は「お約束」であるという考え方

日系のお客様の生産計画は非常に緻密です。ラベルの納品が一日遅れるだけで、ラインが止まり、出荷計画全体に影響が及ぶ。このことを、私たちは長年のお取引を通じて学ばせていただきました。

そのためCOPACKでは、納期について曖昧なご回答はいたしません。「何日で納品できるのか」「万一問題が発生した場合、どの時点でご連絡するのか」「緊急対応は可能か」。こうしたお問い合わせには、具体的な日付と、その根拠を添えてお答えすることを社内の基本ルールとしております。

当社の工場はスワンナプーム国際空港の近くに位置しており、タイ国内の主要工業団地(EEC地域を含む)への配送・輸出の両面で、利便性の高い立地です。

「たぶん大丈夫です」というご回答はいたしません

「確認しておきます」「たぶん大丈夫です」「もうすぐ終わります」。こうした返答が、お客様を最も不安にさせるものであることを、私たちは理解しております。

COPACKでは、お見積書に仕様・数量・単価・納期の条件を明記いたします。生産スケジュール、校正(プルーフ)承認の記録、仕様書、改訂履歴のリビジョン管理も、すべて文書として残します。打ち合わせの内容は議事録として共有し、メールへのご返信も迅速に行うよう努めています。派手さはありませんが、こうした地道な積み重ねこそが、長いお取引を支える土台になると考えています。

「ご指示どおりに印刷する」だけでは終わらせない

ラベルはデザインの仕事であると同時に、コンプライアンスの仕事でもあります。タイ国内で販売される食品の表示要件、日本へ輸出される製品に求められる日本語表示、アレルゲン表示、原産地表示。こうした点について、私たちは気になるリスクを事前にお伝えすることを心がけています。

たとえば、最初のお打ち合わせの段階で、次のような確認をさせていただいています。

  • ラベルの貼付面積と文字サイズが、表示要件を満たしているか

  • バーコードのクワイエットゾーン(周囲の余白)が確保されているか

  • 冷蔵・冷凍・水濡れ・油・薬品など、使用環境に適した素材と粘着剤であるか

  • PP、PET、紙、透明フィルム、サーマル、再剥離、強粘着、冷凍対応、耐薬品性など、素材ごとの特性の比較

  • セキュリティラベル、偽造防止、シリアル番号、GS1 DataMatrixといった可変データ印刷への対応

ファイルをお預かりして印刷するだけの会社ではなく、そのラベルが実際にどのような環境で使われるのかを踏まえてご提案できるパートナーでありたいと考えています。

品質や環境への姿勢は、言葉ではなく認証で

品質や環境への取り組みは、言葉で申し上げるよりも、第三者認証でお示しするべきものと考えています。COPACKは以下の認証を取得しています。

  • ISO 9001(品質マネジメントシステム)

  • ISO 14001(環境マネジメントシステム)

  • Green Industry Level 3(タイ工業省によるグリーン産業認証)

  • Good Labour Practices(適正労働慣行)

近年は、日本本社のESG方針を受けて、サプライヤーの環境・労働・ガバナンスへの取り組みを重視されるお客様が増えてまいりました。サステナビリティに関する書類のご提出や、環境配慮型素材のご提案にも対応しておりますので、どうぞお気軽にお申し付けください。

40年間、変わらずに続けてきたこと

COPACKが40年以上にわたりお取引を続けてこられたのは、私たちの力だけによるものではありません。日系メーカーのお客様から、品質への厳しいご指摘、改善のご要望、そして時には温かい励ましをいただきながら、一つひとつ改善(カイゼン)を積み重ねてきた結果にほかなりません。

日系のお客様は、一度信頼したサプライヤーとは長くお付き合いくださる一方で、その信頼に至るまでの見極めは非常に厳格です。工場の管理体制、生産能力、書類の整備状況、問題発生時の対応、担当者の継続性といった点を、すべてご覧になったうえで判断されます。

私たちは、その厳しさこそが会社を育ててくれたと感謝しています。これからも、「安いから選ばれる会社」ではなく、「任せて安心だから選ばれる会社」であり続けるために、社員一同、日々の仕事に向き合ってまいります。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 日本語での対応は可能ですか。 A. はい、日本語でのご相談に対応しております。日本語能力試験(JLPT)N1を取得した役員が窓口を務めておりますので、お打ち合わせはもちろん、仕様書や検査成績書といった書類のやり取りも安心してお任せください。

Q. 小ロットからの発注は可能ですか。 A. 可能です。製品や素材により最小ロット(MOQ)が異なりますので、用途をお聞かせいただければ、最適なご提案をいたします。

Q. 日本向け輸出製品のラベルにも対応していますか。 A. はい。日本市場向けの表示要件を踏まえたラベル製作を、これまで数多く手がけてまいりました。デザインデータの段階からご相談いただけます。

Q. 工場の見学は可能ですか。 A. 事前にご予約いただければ、ご案内いたします。設備や品質管理の体制については、資料でご説明するよりも、実際の現場をご覧いただくのが最も確かだと考えています。一度、工場に足をお運びいただければ幸いです。

Q. 見積もりにはどのくらい時間がかかりますか。 A. 仕様が確定している案件であれば、通常は1営業日以内にお見積書をご提出しています。

タイでのラベル・パッケージ調達に関するご相談は、どうぞお気軽にCOPACKまでお問い合わせください。ぜひ一度、工場をご覧いただければ幸いです。

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