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【2026年・印刷業界の現在地】Drupaロスを乗り越えるためのリアルな話

  • 執筆者の写真: Rutchasit Hiranyaphinant
    Rutchasit Hiranyaphinant
  • 5月2日
  • 読了時間: 4分
A busy exhibition hall at Drupa exhibition with an attendee looking at large digital screens displaying the phrases AI AUTOMATION, INKJET REVOLUTION, and SUSTAINABILITY NOW

いやー、去年のDrupa、まだ足が痛いんですけど(笑)

冗談はさておき。「2026年にDrupaないじゃん、何もないじゃん」って思ってる方、ちょっと待ってください。むしろ今年こそが、業界的には踏ん張りどころだと僕は思っています。 まず前提を整理する

Drupaは4年に1回。2024年に大阪……じゃなくてデュッセルドルフで盛大にやって、次は2028年5月。これは動かない事実です。

でも今、業界は面白いフェーズにいる。

2024年の会場で「これ、すごくないですか」って目を輝かせて見ていた機械やソフトが、ようやくリアルな現場に入り始めている。展示会の熱狂が冷めて、現実と向き合う時期。僕はこれを勝手に「Drupaの二日酔い期」と呼んでいます。 2026年のキーワードは「で、実際どうなの?」

2024年のDrupaは、ぶっちゃけお祭りでした。どのブースも「AIです」「サステナブルです」「インクジェットです」の三本柱で、営業マンたちは夢みたいな数字を並べていた。

で、今年。

その営業マンたちのところに現場から電話がかかってきているわけです。「あの時の話、本当なんですか」って。ROIが出るかどうか、実際に統合できるかどうか。2026年は約束を回収する年です。 現場で起きていること① AIが「空気」になった

2年前、AIって言葉は印刷現場では少し怖い響きがありましたよね。「仕事なくなるんじゃ」っていう。

でも今どうかというと——

正直、もう誰も騒いでいない。

夜中の3時に勝手にカラードリフトを検知して、朝イチでレポートが届いている。「この部品、来週の木曜に交換してください」って予知保全の通知がくる。AIが何かをしているというより、ただそういうシステムが動いている、という感覚です。

電気やエアコンと同じですよ。誰も「今日もAIが動いてるな」なんて思わない。それくらいインフラ化してきた。地味だけど、これが本当の意味での「普及」だと思っています。 現場で起きていること② インクジェット、決着ついてます

「オフセットとデジタル、どっちが勝つか」論争、まだやってる人いますか?

もう終わってます。

2026年に新しいメイン機を入れるなら、高速インクジェット一択に近い状況です。LandaもCanonも、ようやく「展示会の機械」じゃなくて「現場で稼ぐ機械」になってきた。大ロットのオフセットはまだオフセットでいい。でも中ロット以下は、もうデジタルの土俵です。

「品質がね……」って言い訳、2026年には通用しないですよ。 現場で起きていること③ サステナビリティは「建前」じゃなくなった

2024年のブース、どこ行っても葉っぱのロゴと緑のパンフレットでしたよね。あれ、半分くらいはムードづくりだったと思う。

でも今年から、雰囲気じゃなくなってきた。

発注側のブランドオーナーたちが、ジョブ単位でカーボンフットプリントのデータを要求し始めている。MISから排出量レポートが出せない印刷会社は、入札のテーブルにすら乗れなくなる——そういう話が、ちらほらじゃなくて普通に出てくるようになりました。

「環境対応、大事ですよね」じゃなくて、「対応してないと仕事が来ない」。それが2026年の現実です。 それでもデュッセルドルフに行きたい人へ

気持ちはわかる(笑)

ブラートヴルストを食べながら基材の話をしたい、という業界人の性は止められない。

毎年デュッセルドルフで開かれている「Print & Digital Convention」、チェックしてみてください。Drupaじゃないし規模も全然違う。でも巨大な鉄の塊よりもマーケティング実装寄りの内容で、現場目線では意外と使える情報が多い。2028年までのつなぎとして悪くないです。 まとめ

去年のDrupa、11日間フル参加した身としては、今年ショーがないのは正直助かっています(笑)。2028年は9日間になるという話も聞いているし、足と財布の両方にとってありがたい。

2026年にやるべきことは明快です。

今ある設備を使い切る。入れたAIツールをちゃんと現場に落とし込む。新技術を勉強する。そしてお金を貯える。

2028年のDrupaは、たぶんまた頭のおかしい発表が来ます。そのとき笑って「知ってた」と言えるよう、今年は地に足をつけて仕事したいと思います。

現在のステータス:2028年待ち。あと2024年のバー代、まだ払い終わってません。 #Drupa #印刷業界 #インクジェット #AI活用 #サステナビリティ

 
 
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